「スガシカオが明かすミュージシャンの厳しい現状」を読んで

CD不況の現実なんでしょうが。ブルーグラスの世界はもっと厳しいのでBOMのニュースレターやムーンシャイナーの標語「Buy Studio Releases! ...and Go to Live Shows!!」ってなるんでしょうね。

ただ、日本では一部のロック系＝ジャム系と言ったらいいのかな、のファンにも認知されているString Cheese IncidentやYonder Mountain String Band、そしてナッシュビル・セッションで有名はLeftover Salmon、前にも書いたことのあるRailroad Earth、そしてGreensky Bluegrass。String Cheese Incidentなんか５回の来日してるし、Railroad Earthも一度来てます。

彼らのスタイルは、グレイトフルデッドが元で、CDの売上だけに頼るものではなく、カントリーにも多いようにツアーもパッケージにした一つのエコシステムを構築してます。

これが一番いいやり方かどうかは分かりませんが、現状一つの答えにはなっているようですね。

ここにあげたバンドは何故かみな、日本にブルーグラスのファンにはあまり馴染みが無いようです。また2011年に来日が言われていたAvetto Brothersも同様ですね。昨年はMerleFestにも出ているし、日本でもCDは発売されているのにね。

スガさんの話から逸れましたが、彼のファンはダウンロードじゃなくCDを買えばいい、と言った単純は話では無いですが、でも聞く人がいて成り立つのが音楽のビジネスなので、聞く側が求める方法も無視出来ない現実ですよね。